★山域:明星山P6南壁左岩稜(新潟県)
★日付:2026.10.18(日)
★天気:晴れ
★山行形態:山岳会山行、アルパインクライミング
★メンバー:山宮(L)、土田し(SL)、大倉、中村、加藤
★ルート状況(2026年10/18現在)
◆駐車場~左岩稜取付
・売店脇から踏み跡をたどって小滝川まで下ります。
・小滝川は飛び石で渡りました。
・小滝川左岸に左岩稜取付があります。
◆左岩稜(3級 Ⅴ、A1)(ルートグレードは参考にした最新のトポ図からで、あとは山宮の個人的な感想です。)
全体を通して
・左岩稜はP6南壁にあるルートの中では岩が安定してますが、掴んだホールドがもげないかどうか確認しながら登りました。
1P 薄かぶりの短い逆層フェース~バンドを右へ V(山宮リード)(中村リード)
・薄かぶりを乗り越えるところが核心ですが、特に問題なく登れました。
・終了点はハンガー2つ。
2P 凹角を登りランぺから再び凹角を登ってY字状の壁にある終了点を通過して左へ Ⅳ(山宮リード)(中村リード)
・特に問題なく登れました。
・残置中間支点は豊富ですがアルパイン用クイックドローのスリングを伸ばさないとロープが屈曲するので注意!
・終了点はハンガー2つ。
3P 短い垂壁~ランぺを左上~前傾壁とその上の傾斜の強い凹状フェースを人工登攀 Ⅳ、A1(大倉リード)(加藤リード)
・アブミ最上段に乗らなくても手の届く間隔で残置中間支点があります。
・特に問題なく登れました。
・終了点の写真を取り忘れましたが、たしかハンガー2つだったはず。
4P 凹状~ハング下を左へ回り再び凹状壁~失神テラス Ⅴ、 凹角を登り松の木テラス左の終了点へ Ⅲ(山宮リード)(加藤リード)
・トポの4P目と5P目を繋げて登りました。
・特に問題なく登れました。
・失神テラスの終了点はボロそうな感じなので使用する場合は注意!
・松の木テラスの終了点もリングボルト2つとハーケン1つで貧弱なので注意!(終了点右側のクラックにカムが使えそうなのでカムを携行して補強したほうがより安全だと思います。)
5P バンドを左へ行きリッジ上を終了点の取れる松の木まで Ⅲ(山宮リード)(中村リード)
・特に問題なく登れました。リッジは階段で快適です。
・終了点は松の木にスリングを巻いて構築。
・5P目終了点でロープを片付けました。
◆5P目終了点~大岩
・5P目終了点から大岩までは灌木交じりの階段状の岩場でフリーで登りました。
・岩が剝がれてたり動いたりしてフォールしないよう三点支持で登りました。
・灌木を積極的に使って登りました。
◆大岩~左岩稜登攀終了地点
・大岩は左から通過して左上のフェイスを登りました。
・山岳会山行だったので安全重視でロープをフィックスしました。(最初に登った山宮はフリーで登りました。)
◆左岩稜登攀終了地点~小滝川~駐車場
・左岩稜登攀終了地点からは西(山頂に向かって左側)に見える松の木まで移動し、そこから目印用のフィックスロープ(強度は不明。経年劣化していると思われるので万が一の時に掴む程度。)やピンクテープなどを頼りに小滝川まで下りました。
・小滝川は飛び石で渡って、その後駐車場まで歩きました。
★感想:
(山宮)大倉さんはアブミに手こずってました。(展望台から見ていた進藤満さんが時間を計っていたそうですが、リードでしたが1時間以上。フォローの私は10分かからず。)もう少しアブミの練習をして腕が疲れないアブミの登り方を身に付けた方が良いと思います。アブミ3P目のリードで時間がかかったので2P目終了点で後続の3人に追いつかれましたが、その後は追いつかれず大岩上の岩場を登り切った安定したところで後続が登ってくるまで2時間待ちとなりました。後続3人はもう少しスムーズに登れると良いと思います。
(大倉)3ピッチ目(アブミルート)をリードさせてもらいました。やはり杉滝での練習とは別物で、あっという間に腕がパンプしてしまいました。上を見れば支点は遠くヌンチャクは届かず、下を見ても降り方が分からない板挟みの中、なんとか気持ちを持ち直し、なりふり構わずではありますが登り切ることができました。今回、山宮さんに教わったアブミの上段の使い方をマスターし、スピーディーに登れるよう頑張りたいと思います。ありがとうございました。
(中村)子持山獅子岩での怪我が治ってからフリーを集中的にやってきました。左岩稜は悪いなーとは思ったが登れなくもないなーと思いながら登れました。3P目のアブミのピッチではリード加藤さんがヌンチャクを間引いた支点にアブミをかけず次のヌンチャクのかかった支点にアブミをかけようとしてフォールしました。最後の5P目はトランシーバーをもらわず登ったら小滝川の音のせいで声が届かず意思疎通できずに困りました。
(加藤)3Pのアブミ、4〜5P(松の木テラス)をリード。7月末のチンネ左稜線を登ったとき、アルパインクライミングを楽しむためには、フリー登攀のレベルアップが必要だと感じ、そこから2か月半、フリーの強化に徹してきました。今回の目標は、落ち着いて登り、楽しむこと。足を探してから手を出す、という安定した登りが少しずつできるようになり、今回は楽しみながら登ることができて良かったです!練習に協力してくださった進藤さん、当日のメンバーの皆さん、そして応援してくださった皆さんに感謝です。ありがとうございました!
★山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-10451803.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-10445238.html















