★山域:内ノ倉川七滝沢(二王子岳)
★日付:2026.09.05(土)~06(日)
★天気:9/5、9/6両日とも曇もあるが晴れ
★山行形態:山岳会山行、沢登り
★目的:越後の茗渓を楽しみ沢登りを技術向上
★参加メンバー:荒木(L)、永井(SL)、山宮、進藤み、進藤ま、土田し、木村、中山、大倉
★コース:内ノ倉ダム杉滝岩駐車場→(内ノ倉川沿い左岸林道を1時間近く歩く)→(林道から内ノ倉川へ下降し横断)→七滝沢出合→七滝5段100m→7段130m→20m滝→ビバーク適地(ビバーク)→17m滝→三ツ釜の滝→二俣→奥の二俣→二本木山への一般登山道に合流→二王子岳→二王子岳登山口→(デポしておいた車で内ノ倉ダム杉滝岩駐車場へ)
★ルート状況(2026.09.06現在)
・ルートは2つの市販本の遡行図を参照しました。(写真の滝の説明やスケールは2つの市販本の遡行図の良いとこ取りで参照してます。)
・ナメ滝2段5mは先行するメンバーは出だしが悪い右岸を高巻き、後続メンバーは遡行図の通り左岸から高巻きました。(左岸は快適な巻道でした。)
・七滝(高差130m)は10m滝を右岸から高巻いてからすぐ沢床に下りずそのまま2段8m滝も一緒に高巻いていってしまった結果、沢床に下りるのが困難となりそのまま七滝5段100mを右岸高巻きしてしまいました。灌木は豊富ですが体力のいる巻きで疲れました。前回登った左岸高巻き(2段8m滝を登ってから左岸に取付く巻き)は快適な道でした。
・第2連瀑帯は3つ目の15m幅広滝は全員が右岸高巻き、6つ目の10mCS滝も全員が右岸高巻きでした。
・大釜のある20m滝はロープを出して荒木がリード。右岸の泥ルンゼを中段まで登ってから右トラバースして滝左横を直上しました。後続はタイブロック等で確保しながら登りました。
・10m淵のある小滝CSは山宮、永井は泳いで小滝に取付き高巻きして滝上にいた木村さんのお助けを使って突破しました。他メンバーは遡行図にあるほとんど草しかない左岸トラバースいやらしい方ではなく灌木豊富な右岸をトラバースする高巻きをしました。
・18m滝はロープを出して荒木がリードで右壁を登りました。中間支点は残置ハーケン1つ。後続はフリー又はタイブロック等で確保しながら登りました。
・上記以外の滝でお助け紐を使ったりや後ろからプッシュしたりして登った滝もあります。
・アブやブヨはいませんでした。蚊もいなかったです。
★感想:
(荒木)3年前ぶり2回目となる今回の七滝沢はリーダーということでルート上の曖昧な部分が無いようにと遡行図や過去の写真とにらめっこしながら予習をして当日に臨みました。
以下改善を要する点です。
・本ルートで最長となる5段100mの高巻きでは本来左岸から取り付くべきところを右岸から取り付く選択をしてしまいチームに不必要な労力を強いてしまいました。
・リーダーにも関わらず今回は中間や最後尾付近にいることが多かったです。ルート上の要所で判断が必要なタイミングでリーダーがチームの後方にいるのは好ましくなかったと思います。
・焚火は体力の回復に重要なのでより効力良く火を起こせるよう工夫が必要だと感じました。
反省点も多い沢でしたが1泊2日の遡行は幕営も含め飽きることなく楽しめました。事前の計画を立案し準備をしていただいたSLの永井さん、現地にてルートや技術面等の助言をしていただいた山宮さん、進藤満さん、進藤まり子さん、木村さんをはじめ参加していただいたメンバーの皆さん、ありがとうございました!
(永井)1度は行ってみたいと思っていた七滝沢に行くことができ大変よい経験になったと思います。同行していただいた山宮さん進藤さん、また経験豊富な木村さんのおかげもありましてとても安心して沢登りを楽しむ事ができました。大変ありがとうございました。沢の感想として3級上という事で連瀑帯はじめ沢山の大~小滝があり三ツ釜等とても美しくアトラクションの富んだ沢で3級を登りたい方にはとても楽しめる沢だと感じました。ただ巻きもいくつかあり初見者だけで行くには非常に時間がかかるという印象をうけました。実際某山岳会の若手2名が本格的装備で日帰り挑戦していましたが結果的に途中ビバークとなっていました。明瞭な踏み跡の巻きが少なく我々も第一連瀑帯の巻きを左右間違え大高巻きになった結果、七滝沢の全景をおがむ事が出来なかったという結果になりました(笑)反省点として高巻きを始める前に遡行図の確認をすること。あと今回の大反省点として焚き火🔥が出来なかった事😭理由としてはビバーク地周辺にいい薪材がなく、湿っていたため火がつきませんでした……そのためみつるさんが釣ってくれた岩魚も食べることが出来ず、また濡れた衣類も乾かせず、おまけに予報どおり気温も低く……とても寒い夜🥶になりました。登山前後の天候をふまえ準備する物も考えなくてはならないと感じました。また防寒対策もしたつもりが足らず……寒かったです(笑)が、それをふまえてもとても楽しい沢登りの経験が出来たと思っています。memberをはじめL荒木くん大変お世話になりました。また楽しい沢登りでした!ありがとうございました!
(山宮)今回の七滝沢は荒木L・永井SLの計画・段取りのおかげと2日間の天気のおかげで多少の問題もありました(失敗した体験も貴重な経験です!)がスムーズに遡行できました。各自から反省点が挙がってますが、それが改善され次に繋がるよう各自精進してください。皆さんお疲れさまでした。
(進藤み)朝から寒かった。とくに夜中が寒かった。しかし虫はいなかったので快適でした。先行者がいたためビバーク地まではイワナがいなかった。先行者を追い越してからはイワナ天国でした。残念だったのは焚火を失敗したこと。前々日の大雨を思えば灯油など入念な準備が必要。焚火無しでは寒いし宴の盛り上がりにかける(笑)あと大きなイワナの塩焼きを食べてもらいたかったです。それでも水の綺麗さ、連続する滝の絶景など行程以上に体は疲労しますが、とても魅力的な沢です。ぜひ新潟の岳人なら一度は訪れてみてはいかがですか?駆け足ではなく2泊くらいで釣りと焚き火を楽しみながら歩みたい沢ですね。
(進藤ま)3年振り2度目の七滝沢。前回のYAMAPを何度も見て予習していきましたが現地では所々を覚えている程度で役立たずでした😅今回は終始寒く特に夜は眠れないほどの寒さのなか、このまま低体温症になるのでは…とか2日目は動けるのかとても心配になりました。今思えば夜、焚き火がうまく着かないのであれば冷えた身体を温かいスープ等を飲んで身体の中から温めれば良かったと思いました。そして食欲が無いからとほぼ食べずに寝てしまい翌朝も寒いからとスープを飲んだりしたぐらいだったで体力不足と言うよりはエネルギー不足で2日目の途中から急にバテバテになってしまった原因ではと思いました。以前北岳バットレスに行った時に佐藤雄くんが翌日に使うカロリー分も夕食の時にプラスして食べると翌日効率よく身体を動かせると言って無理やりにでも食べていた姿を思い出しました。次回泊まりの山行の時は翌日の行動を考慮して頑張って食べるようにしなければと思いました。あと寒さ対策ですが今回夜の気温が低いのは予報で分かっていたので濡れた服は脱いで、いつもは持っていかない翌日用の着替えに替えダウンも上下着込みましたがそれでも寒かったです。今後は夏でも使い捨てカイロを用意しなければと感じました。あとプラティパスがあったのでお湯を沸かして湯たんぽにすれば良かったと思いました。私的に色々と反省点のあった山行でしたが皆さんと無事に楽しく遡行出来たことが何より良かったです。荒木くんの遡行図に赤字でたくさんの注意書きが書かれていたのがとても印象的でした👍リーダーの荒木くん、サブリーダーのガクさん、そしてメンバーの皆さん2日間大変お世話になりました。ありがとうございました。
(土田し)集合場所の杉滝岩駐車場に着くと思っていた以上に寒くて夜もかなり寒かったです。寝るときは上下を着替えてダウンの上着を着てシュラフカバーに入り寝ましたが、寒さでガタガタ震えが止まらず寝れませんでした。あまりの寒さにエマージェンシーシートを被りましたが、ある程度冷気を防ぐことが出来てときおり寒さで起きることはありましたがいくらか寝ることが出来ました。沢登りのほうは慣れない重い沢泊装備とトレーニング不足で体力的に初日はキツかったですが、2日目は荷物が軽くなり身体も慣れてきて快適に沢登りを楽しむことが出来ました。七滝沢は、ところどころクライミングが厳しい箇所もあり、高巻きの判断も難しく自分がリーダーを務めるには厳しい沢だったなぁという印象だったのでさらなるレベルアップに励みたいと思います。残念だったのは、焚き火を起こせなかったこと。荒木さんが皆に振る舞おうとしていた焚き火で炊く予定だったご飯を食べれなかったこと。満さんが釣ったイワナも食べることが出来ませんでしたが、それ以上にこれからに生きるいろんな失敗を経験出来て良かったと思います。
(木村)かねてより一度は訪れてみたいと切望していた飯豊の名渓・七滝沢。今シーズン初となる1泊2日での沢登りとして行ってきました。実際に足を踏み入れてみると事前に入れていた情報の通り実に素晴らしいロケーションで、これまでに遡行してきた数々の沢の中でも指折りの美しさでした。間違いなく自分の中のベスト5に入る銘渓です。一方でいくつか悔しさや課題も残る山行となりました。象徴でもある七滝の巻きではルーティングミスによりその全容を十分に拝むことができませんでした。また幕場周辺には湿った薪しか見当たらず今回は焚き火を起こすことができませんでした。後から聞いた話では達人クラスになればそうしたコンディションでもマッチ1本で火を点けられるとのこと。自分の技術不足を実感させられました。同行者にゲットして頂いた立派な岩魚も焚き火で焼いて味わうことができず非常に心残りです。また初秋とはいえ山中の朝方は予想以上に冷え込み寒さで目を覚ます場面もありました。もう少し防寒対策を万全にして臨むべきだったと反省しています。課題は残ったもののそれを上回る魅力に溢れた本当に良い沢でした。数年後に再び企画が上がることがあればぜひリベンジとして参加したいと思います。その時までに自分でも釣りを覚え、大物をゲットできるよう腕を磨いておきたいと思います。
(中山)尽く悪天候となっていた会山行の沢登りでしたが、今回は2日間とも天気に恵まれた沢登りでした。3級上の沢ははじめてでした。皆さんの歩行ペースについて行くのに必死でしたし高巻きでは体力を消耗仕切ってしまい登れない所があり体力不足を感じました。今後は歩荷トレや長距離山行等でトレーニングしていきたいと思います。また焚き火で濡れた服を乾かせると思い着替えを用意してこず寝具もシュラフカバーのみ持参しただけだったので夜中は寒い思いをしました。エマージェンシーシートを持っていたのではじめて自分自身に使いましたがあるとないとでは全然暖かさが違うと体感出来た良い経験となりました。シートのおかげで寝ることも出来ました。今後沢泊まり山行参加するにあたって焚き火のやり方を学びもしかしたら出来ないかもしれないという考えも持って持ち物準備をしていきたいと思います。皆様のおかげで怪我なく無事帰って来られて良かったです。リーダー、サブリーダー、ご指導していただいた同行者の皆様ありがとうございました。
(大倉)七滝沢沢登り二日間ありがとうございました。今まで一級くらいの沢登りしか経験がない中みなさんに助けられなんとか完登することができました。また沢登りの機会がありましたら参加ささていただければと思います。ありがとうございました。
★山行の詳細はヤマップとヤマレコにアップしてあります。
https://yamap.com/activities/50970598
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-10224733.html

















