ウメコバ尾根R6スベリ台ルート(栃木県)

★山域:ウメコバ尾根R6スベリ台ルート(栃木県)

★日付:2023.01.21(土)

★天気:晴れ(ウメコバ尾根は1P目終了点で一瞬だけ陽が当たったが基本ずっと日陰で風も吹き抜けるので寒かった。)

★山行形態:個人山行・アルパインクライミング

★メンバー:山宮、他23名(私と一緒の登攀メンバーはSさんとAさん、他の登攀メンバーは18人、サポートメンバーが3人)

★ルート状況(2023年1/21現在のものです。)

◆アプローチ
・銅親水公園駐車場から松木川沿いの林道を上流へと歩いていき、林道から松木川の河原に下りてウメコバ沢出合まで歩きます。
・松木川は行きは裸足で渡渉、帰りはアイゼンを付けて飛び石で渡渉しました。(石が凍っていたり濡れていたりすると滑るので注意です!)
・ウメコバ沢のF1とF2は左岸のフィックスロープを使って登りました。(F1の下降はフィックスロープを使って懸垂下降で下りました。)
・F2上からしばらく歩くと左手にスベリ台ルートの名のとおり顕著なスベリ台形状の岩が見えその下部から灌木密集のルンゼ状を10m程度登ったところのテラスが取付になります。(取付に残置スリングの付いたRCCボルト2つのビレイ点あります。)

◆R6スベリ台ルート(ルートグレードは参考にしたトポ図からで、あとは個人的な感想です。)

全体的に
・1~2P目の岩はしっかりしています。3P目は藪っぽくて岩は階段状で落石注意な感じです!
・1~2ピッチの各終了点はハンガー2つで整備されてました。
・残置はほぼ無く基本はカムで中間支点を取りながらの登りとなります。

1P目 Ⅳ(フォロー)
・スベリ台左側面のフェースからスベリ台下のフェースへ登り、そこから右上のテラスまで高度を上げてテラスへトラバースする。トラバースが少しむずい。
・中間支点を取るクラックはあるのでカムで支点を取りながら登ります。
・終了点はテラス上のハンガー2つで構築。

2P目 Ⅵ(フォロー)
・出だしは1P目終了点からスベリ台左のカンテへトラバースしてカンテを登りハンガーで中間支点を取ります。そこから右のコーナークラックへ移りフッキングしながら登ります。コーナークラックへ移るときにフッキングが安定せずスタンスも無かったのでレイバック気味にアックスを決めてスタンスは右に張りながら身体を右に寄せました。(リードでこのムーブは勇気がいると思います。)
・フッキングはトルキングしないと外れるところもあったのでそこはしっかりねじりました!右足がクラック内に入るので右足で立ち左足は粒に乗り高度を上げていきました。
・上部の方は凹凸があるので易しくなります。
・フォローだったので楽しく登らせてもらいました!!
・出だしにハンガー1つあります。その他はコーナークラックに小サイズのカムで支点を取りながら登ります。
・終了点はスベリ台を登りきったところにあるハンガー2つで構築。

3P目 Ⅱ(リード)
・階段状を落石に注意しながら登る。特に問題なく登れるが藪っぽくて鬱陶しい。(皆が2P登って下降する意味がわかる気がする。)
・終了点はピナクル下の角岩にスリングで構築。バックアップとしてカム1つ使用。

◆下降
・懸垂下降は計3回。先ずは3P目終了点に使用した角岩に残置スリングで1回目の懸垂下降。その後は2P目終了点と1P目終了点を利用して2回の懸垂下降で沢床まで下りた。

★感想:今年も栃木ウインタークライマーズミーティングに参加しました。今回は3人1組の7パーティーがウメコバ沢で下記のルート登攀しました。
 
 ①ウメコバ尾根 チャンピオン岩稜
 ②ウメコバ尾根 R6スベリ台ルート
 ③中央岩峰 直上ルート
 ④中央岩峰 凹角ルート
 ⑤中央岩峰 ジェードルルート
 ⑥中央岩峰 右ルート
 ⑦中央岩峰 チコちゃんルート

R6スベリ台ルートは核心の2P目がルート名のとおりスベリ台でしたが、フォローだったので思いきったムーブで登らせてもらいました。アックスを駆使しないと登れないのですがコーナークラックにフッキングを決め右足をコーナークラックに突っ込むと安定はしました。(左足は粒に乗るだけ)当初の予定では登攀は2P目までで(最近2P目までしか登られてない。1~2P目の終了点は整備されているが3P目の終了点がしっかりしているかどうか不明。)2P目終了点から懸垂下降で下りるつもりでしたが、それなりに時間がかかり余った時間で他ルートを数ピッチ登るには中途半端な感じだったので当初予定してなかった3P目を登ることになって3P目リードしましたがただの歩きでした。3人共初見のルートでしたが迷うことなく登れました。いつも一緒に登っているOさんとSさんが今回の幹事で準備から当日のサポートをしてもらい楽しませてもらいました。ありがとうございました。他のサポートメンバーもお疲れさまでした。

★山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5118103.html

ウメコバ沢出合へ
ウメコバ尾根R6スベリ台ルート
取付のテラスまで藪っぽいルンゼ状をフリーで登る
取付のテラスに到着してここからアンザイレン
1P目はAさんリード
右上のテラスへのトラバースが少しむずい
フォローのSさんと1P目終了点のAさん
2P目リードのSさん
先ずはスベリ台左のカンテへトラバースしてからカンテ側を少し登る
ハンガーにクリップしたら右へ移動してコーナークラック沿いを登っていく
安定感のある登りで登っていく
フォローのAさん
アイゼンをガリガリしながら登ります
2P目終了点から見たフォローの2人
3P目のてっぺんにあるピナクル
ピナクル下のこの角岩にスリングで終了点を構築。懸垂下降支点はここに残置の捨て縄を移動して使用。

投稿者: 新潟クライミングクラブ

新潟クライミングクラブは新潟市にある山岳会です。「角田山からヒマラヤまで!!」を合言葉にアルパインクライミングを中心に活動しています。

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