明神岳東稜~主稜(北アルプス)

★山域:明神岳(北アルプス)

★日付:2019.08.03(土)~04(日)

★天気:8/3 晴れ、8/4 晴れ一時ガス

★山行形態:個人山行・アルパインクライミング

★参加者:山宮(CL)、松本

★コース:上高地BT→小梨平キャンプ場(テント泊)→明神橋→ひょうたん池→(東稜を登攀)→明神岳主稜→明神岳2峰→明神岳3峰→明神岳4峰→明神岳5峰→(南西尾根を下山)→七番標識で一般登山道と合流→小梨平キャンプ場→上高地BT

★コース状況:

【明神橋~ひょうたん池】

・ひょうたん池までのアプローチは概ね踏み跡があります。目印もありましたが暗いと見落とすかも。草が生い茂っているところやガレた沢を横断時するときはちょっと??な感じでルートから外れることが多々ありましたがその都度ダウンロードしていったGPSログで現在地を確認しルートを修正しながら歩きました。 (今回は初見の上、暗い時間の行動で目印等を見落としまくってたのかもしれませんが、明るい時間なら問題はないかと思います。)

・尾根道は急登で樹林帯を抜けるとトラバース気味に右上し最後は急な草付きを踏み跡を辿って登るとひょうたん池に着く。

【明神岳東稜】

・急な登りが続く。

・ハイマツが鬱陶しい。

・岩場では落石や浮石に注意。(特に浮石!)

・第一階段(どこからどこまでが第一階段??なのかはわからないけど・・)は階段と言われるだけあって階段でした。1ヶ所だけいやらしいところがあり結果的にロープを出しました。(最初に山宮がフリーで登りましたが、松本が不安そうだったので松本のところまで懸垂で下りて巻き道があるかどうか探してみましたがやっぱり直登が正解だったので携行したギアで懸垂で使ったロープにバックアップをとって登りました。)

・バットレスは1P(30m程度)だけロープを出して登りました。残置支点も多くあり問題なく登れました。

【明神岳主稜~南西尾根】

・主峰からの下りはザレているので注意!

・2峰の1ピッチ目はフリーで登りましたが出だしが少しいやらしかったです。 2ピッチ目はロープを出しましたが、特に問題なく登りました。

・3峰は右からの巻道を歩き、4峰は稜線上の踏み跡を歩き、5峰の山頂に辿り着きました。

・明神岳5峰から南西尾根の肩への下りで違う尾根へ下りそうになってしまいましたが間違いに気付きハイマツ帯を乗越して正解ルートに復帰しました。

・南西尾根は痩せ尾根、急傾斜、そして長かったです。

★感想:

(山宮)初日はテント場でぐっすり昼寝をしたかったのですが、予想外に暑くて快適に寝れませんでした。2日目は移動距離も行動時間も長くなりました。東稜の長く急な登り、南西尾根の長く急な下り、そこに暑さも加わり疲れました。(フル装備を担いでなかったので少しはマシでしたが、いろいろ不要なものを携行したので荷物はそれなりに重かったです。)ひょうたん池への草付きの登りは草が朝露で濡れていて服がびしょびしょに濡れてテンション駄々下がりでした。(東稜歩いてたらすぐに乾きはしましたが・・)情報が少ない中(少々のネット情報と東稜冬季登攀のトポのみ)で今回初見のルートを歩きましたが特に大きな問題もなく歩けました。左足首はまだ万全ではなく体力もまだまだ元に戻らずといった感じですが1日で周回できて良かったです。

(松本)ひょうたん池までが異常に疲れた。ルートが長くてきつかった。

※山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1956994.html

上高地
ひょうたん池から東稜の始まり
夜明け
第一階段
鬱陶しいハイマツ
東稜を歩く
明神岳主峰とバットレス
バットレス
山頂へ
登ってきた東稜
主峰の頂から眺める奥穂と前穂
2峰
5峰の頂
広告

投稿者: 新潟クライミングクラブ

新潟クライミングクラブは新潟市にある山岳会です。「角田山からヒマラヤまで!!」を合言葉にアルパインクライミングを中心に活動しています。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。