山域:今早出沢ガンガラシバナ(新潟県)
日付:2017年9月25日~27日
天気:三日共に快晴
山行形態:個人山行、沢登り
参加者:N澤さん(会外)、岩出
コース:室谷→一の俣沢→一の俣乗越→赤羽沢→今早出沢→ガンガラシバナ→稜線上のコル→ドゾウ平沢→割岩沢→今早出沢→赤羽沢→一の俣乗越→一の俣沢→室谷
コース状況
〇室谷~今早出沢
・一の俣沢は簡単に遡行できるが、一の俣乗越へ詰めあがる地点は見逃しやすいので注意が必要でした。
・一の俣乗越から今早出沢まで赤羽沢を下降しました。この沢は泥詰まりや下降するには悪い場所があったので慎重に進みたいです。
〇今早出沢~ガンガラシバナ
・今早出沢は河原歩きをメインに時折泳ぎ、ヘツリ、滝の登攀が混じるような感じで快適な遡行でした。
〇ガンガラシバナ~稜線上のコル
・ガンガラシバナ正面のゴーロ帯から空中を流れ落ちる滝横のテラスまであがり、沢靴からクライミングシューズへ履き替えました。
・テラスからはロープを出しての登攀です。(※今回は二人でラインを模索しながら登攀しました。)
各ピッチの感想
1p岩出リード 灌木でランナーをとり、断層をマントル返しの要領で超え上部のテラスまで、乾いていてフリクションがよく効き快適
2pN澤さんリード 流れる滝をトラバースし右岸へ、草付きテラスまで 水流沿いはぬめる
3p岩出リード 断層を越えながら、適宜灌木でランナーも取れ快適
4pN澤さんリード 直上最後のぬめぬめの立ったスラブが悪い
5p岩出リード ぬめぬめのスラブからニラ草をつかみ弱点に見えた右側の乾いた面に行くも上の藪を嫌い、ぬめぬめのスラブを左へトラバースしてから直上
6pN澤さんリード 座って休める開けたテラスまで
・6p目終了点でロープを解除し、藪漕ぎしながら落ち口まで
・稜線までの詰めは、適当なルンゼを詰めました。長く立っており、泥は滑り、灌木も遠く悪かったです。
〇稜線上のコル~割岩沢
・斜面を藪伝いに下り、ドゾウ平沢まで 一部懸垂しました。
・ドゾウ平沢では数回滝を懸垂しました。
〇割岩沢~今早出沢
・河原歩きと泳ぎでの下りで泳ぎの区間が多く長いです。
感想
夏期休暇中沢に行きたいという欲求が爆発しそうになってN澤さんに連絡したところ快諾してもらえ、とんとん拍子でガンガラシバナへ行くことになりました。大学一回生で山を登り始めて間もない時分に、新潟にガンガラシバナという大伽藍の秘境があると書かれている記事を読み、いつかは自分も眺めたいと計画を温めていたが、三回生の折こんなにも早く眺めそして登るとは思っていなかったです。ガンガラシバナを前にした感動、攀じった興奮、落ち口から見た景色どれもとても書いて表現できるものではなかったです。ありがとうございました。
※詳細はヤマレコにて
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1270426.html







