★山域:滝ノ沢(弥彦山)
★日付:2025.09.21(日)
★天気:曇り(脱渓後に雨)
★山行形態:個人山行、沢登り
★メンバー:佐藤ゆ、山宮、三富
★コース:弥彦村商工会館前駐車場→入渓地点→16m大滝→赤滝→篠滝→呑み水の滝→二俣を右へ→脱渓地点→籔漕ぎ5分程度→登山道に合流して登山道を下山→弥彦村商工会館前駐車場
★ルート状況(2025年9/21現在のものです。)
◆全体的に
・倒木が少なかった気がします。
・朝まで雨が降っていたので過去一の水量でした。(今回はそれを狙ってこの沢を選択しました。)
・水量のせい?か分かりませんが苔々しているところは無くヌメヌメも無くフリクションは過去一効いたと思います。
・水は冷たくなかったです。
◆駐車場~入渓
・登山道を歩いていくと堰堤を越えたところで沢に出合うのでそこから入渓します。
◆登攀する滝
・ロープを出して登る滝は6つあります。
・今回の一つ目の滝から大滝までの3つの滝は過去記録が参考にならないほどの水量でした。残置支点はわかりづらく、水線突破はなかなかシビアでした。
・赤滝から呑み水の滝の3つは今まで通り登れました。
・1つ目の滝、赤滝、篠滝は山宮リード。2つ目の滝、大滝、呑み水の滝は佐藤リード。
◆呑み水の滝~一般登山道
・呑み水の滝の上は二俣になっていて今回は左の黒滝へは行かず(フリーで登る滝ですが水量が多かったらやっかいなので)右へ行きました。
・呑み水の滝から右に見えている階段状の滝をフリーで登ると次に濡れた垂壁の滝が現れます。これを登らずこの滝から右に5分ぐらい籔漕ぎすると一般登山道に合流します。
※水量が少ない時のものは過去ブログを参照してください。
★感想:
(佐藤ゆ)昨年6月の会山行以来の滝ノ沢でした。普段は水量が少なく倒木も多いため、あまりきれいな沢という印象のない滝ノ沢。しかし、まとまった雨の翌日なら快適に登れるのではないかと考え決行しました。予想通り水量は十分で、むしろ多すぎるくらいでした。私は2つ目のリングボルトの滝、大滝、最後の滝をリードしましたが、どれも緊張感のあるクライミングとなりました。三富さんは全体的に苦戦していたようですが、登攀力(フリークライミング力)はすでに十分にあると思いますので、今後は「落ちない登り」を意識すると、いいのではないでしょうか。反省点としては、トライカムをクラックの奥に決めすぎたため回収不能になってしまったことです。回収時には指で押したり逆方向に回転させたりする必要がありますが、それすらできないほど奥に入れてしまいました。結局残置することにしましたので、今後活用していただければと思います。
(山宮)土曜の夜から朝まで雨予報の週末。濡れた岩を登りたくないので谷川アルパインは却下。沢なら濡れてても問題ないということで、いつもは水量が少なく淀んだ感じのする弥彦山の滝ノ沢へ行ってみることにしました。過去一の水量でしたが何とか登れました。(2つ目の滝、三つ目の大滝は水中メガネを持ってきていた佐藤さんにリード任せましたが。)フリクションは過去一効きました。(原因はよく分かりませんが水量のせい?)水は思っていたほど冷たくなく良かったです。反省としては雨後でもどうせたいした水量はないだろうと甘く見ていて水中メガネを持ってこなかったのですが、水量が激しく水中メガネ無しではリードする気にはなれませんでした。
(三富)初めて来た沢ですが弥彦にこれだけ滝がある沢があるとはしりませんでした。かなり滑る沢で水量も多くロープは必須、なので沢でのロープ技術のいい経験になりました。実際の処、過去イチ落ちましたハーケン抜け、滝登りの途中足が見えず滝の中もがきまくりました。今日は水量が多かったようですが今のレベルでは滝の沢TOPは無理でした、もっと強くなってから再チャレンジします。
★山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8716241.html














