大源太川北沢本谷(大源太山)

★山域:大源太川北沢本谷(大源太山)

★日付:2025.08.30(土)

★天気:曇り時々晴れ

★山行形態:個人山行・沢登り

★メンバー:進藤み(L)、進藤ま、山宮、神蔵

★コース:大源太山登山口~入渓地点~(大源太川北沢本谷を遡行)~登山道に合流~大源太山~大源太山登山口

★ルート状況【2025.08.30現在の状況】
・北沢本谷のルート内に雪渓の残骸が1箇所ありましたが遡行には影響なし。
・北沢本谷のルート内には倒木が結構あって歩きづらかったです。
・アブやブヨの類はほとんどいませんでした。(休憩中にたまに1匹飛んでくるぐらい。)
・今回ロープは2段25m滝の1箇所で使用しました。
・一般登山道はよく整備されていますが急斜面が多く下りは転ばないよう気を付けながら下山しました。

★感想:

(進藤ま)今回は所属する山岳会の月例会で「土曜日にどこか沢でも行きませんか?」と山宮会長からのお誘いがあり、色々と候補を立て考えましたが最終的に大源太川北沢本谷に行くことに決定。ここは2018年7月に沢登りで行ったきりの7年ぶり。今回久しぶりに訪れるとやはり他の新潟の沢と同様に倒木が凄すぎて体力奪われました。2段25mだけ念の為ロープを出し山宮さんが随所にカムやナッツで支点を取り登攀しました。思い返すと7年前はロープ無しで登った気がする…今回はフォローだったので周りをよく見ながら登ると以前には無かったと思われるハーケンが何個か打たれていたのを発見しました♪今回の沢靴は北沢本谷へ行った方の記録を確認すると滑りが凄く何でもないところでも滑るとあったのでフェルトを選択…が失敗。フェルトでも滑るところは滑るし後半のスラブは微妙だったのでラバーにした方がよかったかもです。結局後半のスラブはアプローチシューズに履き替えて安心して登れました♪登山道に合流して山頂を目指しましたが近そうで遠く… やめれば良かったと思いましたが久しぶりに大源太山山頂を踏めたのは嬉しかったです。下山は結構急なので疲れました。今回は久しぶりに山宮会長や神蔵さんと、ご一緒できたし楽しい1日を過ごせました。ありがとうございました\(^o^)/

(山宮)8/26の月例会で満さんに『今週末沢登り行きましょう。』と行く沢、計画を丸投げしたら大源太川北沢本谷に行くことに決定!今回で2回目でしたが距離はそこまで長くなく滝は高巻きせずに登っていけるので楽しめました!

(神蔵)心配したアブはおらず楽しい沢登りでした。3年ぶり2度目、甘くなかった記憶でしたがやはり緊張の連続でした。滝パートが終わったルート後半、傾斜のキツいスラブの端(すべすべの岩に泥が乗っかっているような足元)をクマザサで身体を引き上げながら進むポイントが一番シビアでした。沢登りは脚力だけでは踏破できない要素がたくさん詰まっているだけに登山道に出れた時の達成感はひとしおですがリスクもそれなりなので身の丈に合ったところで楽しみたいと思います。

★山行の詳細はヤマップとヤマレコにアップしてあります。

 https://yamap.com/activities/42540528

 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-8633883.html

入渓地点
水線を積極的に登る
水線を登る
左から
滑りそうで滑らない
倒木も利用して水線突破
倒木を潜り抜けて水線突破(普通は巻くかな)
右でも左でも好きな方を登る
先のチョックストーンが少し悪い
お助け紐出します
左から
雪渓の残骸
3人は左から登る
山宮は右から登る(出だしだけ滑ってムズいけど後半は問題なし)
三俣に到着。右に七ツ小屋沢の大滝25m、左に本流の2段25m滝
本流の2段25m滝の下部はフリーで登る
上部はロープを出す(山宮リード)
最後の垂壁は支点が取れない感じなので左へ逃げる
登ってくる満さん
ここは右を直上してバンドを左上、その後水流左を直上
チムニー滝を登る(他3人は右から高巻き)
水がほどんど無くなってきてスラブ登り
落ちたらアウトなスラブ登りが続く
この先でフェルト靴組はアプローチシューズに履き替える
稜線までスラブが続く
稜線まであと少し
登山道に合流して山頂へ
大源太山の頂上に到着

投稿者: 新潟クライミングクラブ

新潟クライミングクラブは新潟市にある山岳会です。フリークライミング、クラッククライミング、アルパインクライミング、アイスクライミング、沢登り、山スキーなど幅広く活動しています。

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