★山域:荒船山艫岩 攀船記(群馬県)
★日付:2025.02.20(木)
★天気:晴れ(艫岩は風が吹き抜けてて登攀中は冷たかった)
★山行形態:個人山行・アルパインクライミング
★メンバー:山宮、佐藤ゆ
★ルート状況(2025年2/20現在のものです。)
◆アプローチ
・内山峠の荒船山登山口から一般登山道を登っていき、一杯水のところから一般登山道を外れて左へ進路を取りしばらく歩いていくと攀船記の取付に到着します。
◆艫岩 攀船記(5級上 WI5、M6+)(ルートグレードは参考にした最新のトポ図からで、あとは山宮の個人的な感想です。)
全体的に
・前回は雪が付いていて少し難易度アップでしたが、今回はドライコンディションでした。
1P目(25m Ⅳ+ B5本)(山宮リード)
・草付のある凹角ぽいラインを登ります。
・草付はバッチリ凍っていたのでアックスをしっかり決まりました。
・アックスを握らないよう意識しましたが、プレッシャーからか登っている時は無意識に握ってしまい腕がパンプしました。5本目のBにヌン掛けクリップした後に1テン。テンション中、冷えた手に血流が戻り激痛に耐える。
・終了点はハンガー2つ。
2P目(25m Ⅲ B1本)(山宮リード)
・トラバース。緩い傾斜を登っていき岩を越えて下る。
・雪が無いと足元がハッキリ見え歩きやすいです。
・終了点はハンガー2つ。
3P目(18m M6- B5本)(佐藤ゆリード)
・前回は1テンだったのに今回は出だしからフッキングが外れてフォール。その後もフォールしたりA0したりでボロボロ。(緊張感がなかったかな?)
・リード佐藤ゆはOS
・終了点はハンガー2つ。
4P目(35m WI5 B5本 アイススクリュー8(ランナー5・ビレイ点3))(佐藤ゆリード、山宮トップロープで敗退地点まで)
・リード佐藤ゆが出だしのアイス~左トラバースを登ってメインのアイス基部(B5本目のところ)まで行きましたがメインのアイスの出だしは氷が薄くランナウト必死の登攀になるので、そのような登攀に慣れてない佐藤ゆは危ないと判断してそこで敗退となりました。その後山宮がトップロープで中間支点を回収しながら敗退地点まで登りB5本目に捨てビナをセットしてB4本目の残置捨てビナとの2つで3P目終了点まで下ろしてもらいました。
◆下降
・3P目終了点から50mダブルロープを2本使って懸垂下降1回で下りました。
★感想:
(山宮)馬目さんのFBに攀船記4P目の氷が出来てました。との記述があったので実力不足なのに佐藤ゆさんとなら完登できるかなー?と調子こいて登りに行きましたが敗退しました。やはり甘くないですね・・・3年前よりテンション、フォール、A0が多くボロボロでした。弱くなってます・・・次回は上まで登りたい!実力をつけて再チャレンジします!!
(佐藤ゆ)3p目の核心部、最後のボルト周辺は一見ホールドがなさそうだったが、苔の下に小さく隠れていた。難しいパートに入る前にしっかりとレスト、雑に登らない!ことを意識して登った。フッキングは何回か外れたが、最後は良いクライミングができた。4p目は氷の状態が判断できなかったのでやめておいた。ボルトなのでフォール覚悟で突っ込んでみてもいいかも。毎年トライしていつかTOしたい。
★山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7822376.html









