ロープワーク講習会&NCC30周年を祝う会(農村婦人の家、杉滝岩)

★山域:11/23ロープワーク講習&NCC30周年を祝う会(農村婦人の家)、11/24ロープワーク講習(杉滝岩)

★日付:2024.11.23(土)~11.24(日)

★天気:11/23 雨、11/24 雨が降ったり止んだり

★山行形態:山岳会山行・講習会

★目的:ロープワークの基本の確認、新潟クライミングクラブ30周年を祝う懇親会

★参加メンバー:進藤み(CL)、進藤ま(SL)、岸畑(ロープワーク教育係)、山宮、竹内、羽田、廣澤、大久保、宮崎、土田忍、木村。23のみ石附、佐藤。23夜まで神蔵(ロープワーク教育係)、渡辺(ロープワーク教育係)、吉川、久保田。23夜から土田貴。

★特別講師:安藤(NCCOB)

★感想:

(進藤み)ロープワーク講習に安藤さんをせっかく呼んだのに2日間共天気が悪くて残念でした。自己脱出ぐらいまではできた方が良いと思いましたが、リーダーレスキューまではどうか?自分もそうですが各自の身の丈に合った範囲で技術を身につけてもらえればと思ました。

(進藤ま)今回の講習会に参加して、たくさんの新しい発見や様々な情報を教えてもらいとても内容の濃い充実した身のある2日間でした。今回教えてもらったことを迷いなくできるよう反復練習頑張ります。そしてカッコいいと思ってもらえる様な所作が身に付く様に精進していきたいと思いました。そして今回もたくさんの方々の尽力により有意義な2日間となりました。本当にありがとうございました。来年こそが本来のNCC30周年を迎える年となります。来年も今回を超えるような講習会&祝う会にしたいと思いました。

(岸畑)ロープワークの再確認と新しい知識を得るいい機会になりました。登り返しについては今回教わった方法と今までの会のやり方と違ったのでやり方を統一する為にも一度話あってもいいのではと思いました。

(神蔵)怪我があったせいで去年秋の明星を最後にクライミングから離れていました。必要性や関心が薄れると記憶も曖昧になり雑なローブーワークで恥を晒しましたが実践していないとどうなるのかいいサンプルになったと思います。間違った理解もあれこれ発覚し修正の貴重な機会になりました。新たに学んだ自己脱出の手順は必要な場面で対応出来るようマスターしておきたいです。企画と食事の段取り、調理や施設の清掃等して下さったみなさま、ありがとうございました。

(渡辺)久しぶりのロープワークで、神蔵さんがリード役で私はフォローのアルパインロープワーク手順をやってみましたが意外と忘れていることが多かったです。今回は練習なので一つ一つ確認しながらやったこともありスピードは全然遅かったですが、本番でこのスピードはダメだと思います。本番ではスムーズに早くできるよう反復練習をしてロープワークを身につけたいと思います。

(山宮)NCCは来年の2025年で30周年を迎えるので創設メンバーでNCCにある思い入れがあるであろう竹内さんに何かしますか?と事前に相談すると特段かしこまったような事はやらなくていいんじゃないかと言わたので特に何もやらなくていいかと思っていると会メンバーの数人から30周年は何かしないのですか?と言われる。それならとかしこまらなくても何か簡単な事をしましょうと役員会で相談し、毎年11月に行っているロープワーク講習&アイゼントレの会山行に特別講師としてNCCOBの安藤さんを呼んでいろいろ教わり夜の懇親会はNCC30周年を祝う会として30周年記念行事を行う事にしましょうと例会で提案し承認されました。(他にもNCCロゴを作成しステッカーを作成、30周年記念タオルも作成しました。)かしこまったことをするなら前々から準備をしなければという思いがありそういう話を持ち出したのですが、簡単なものでいいという事になり話もとんとん拍子で進み今年11月にNCC30周年を祝う会の開催となりましたが、ふと気が付くとNCC30周年は来年2025年・・・フライングですが来年まで待てないとのことなので前祝ということで2024年にNCC30周年を祝う会を開催しました(笑)

(竹内)講師の安藤勧氏は新潟大学でクライミングや地質調査を行い7年在籍、NCCに約25年前入会し今は札幌登攀クラブ会員です。地質調査会社に勤めて高所作業のプロで富士山、大沢崩れの調査等をしているそうです。又、狩猟免許【鹿、熊撃ち】を持ち気象予報士です。御前ヶ遊窟、白山〜粟ケ岳冬季登攀、剱岳八ツ峰や中谷ルート等が思い出されました。新潟空港でガッチリ握手して見送ると目頭が熱くなりました。私は何の取り柄もありませんがクライミング、NCC会員30年続けて良かったと思う瞬間でした。存続の危機が色々ありましたがNCC30周年おめでとうございます。自己脱出や登り返しはなぜ必要か考えることが大事!沢の巻きやアルパインルートのトラバースでは登り返しができないとフォローでも落ちたらルートに復帰できないし、自己脱出できなければビレイヤーも一緒に遭難死してしまう。

(石附)自分のやり方と違うロープワーク手順を見ることができて勉強になった。いろいろ再確認できて良かった。

(羽田)自己脱出等の手順は1回見ただけではなかなか覚えられない。2日目の登り返しは各自やってみたので少しは感覚が分かった。やはり身体を動かして覚えないと!と思いました。手順を忘れないよう杉滝岩に行ったら登り返し等をルーティンで一通りやることが大事なのかなーと思いました。反復練習あるのみ!

(廣澤)自己脱出や登り返し等、教わったことを復習しなきゃと思いながらやってないのですぐやります!2日目にアイゼンでAフェースとBフェースの間のルンゼルートをリードで登りましたが怖かったです!

(宮崎)初日は見て説明を聞いているだけだったのでなかなか覚えられない。2日目は説明を聞いた後に実際にやってみることができたので良かった。

(木村)先に竹内さんの感想にあった通り、安藤さんは、素晴らしい講師の方でした。北海道より、来ていただいた価値は十分にあると思います。たくさんの気づきがあり充実した2日間でした。懇親会では、貴重な話も聞けて見聞が広がりました。また、たくさんの差し入れと料理と大変美味しかったです。NCCが今後も活発に活動し40、50周年を迎えられるよう、微力ながらその一端を担えるよう日々精進したいと思っています。NCC30周年を祝う会を企画、準備していただいた方々に、改めて謝辞を申し上げます。

(佐藤)自己脱出の復習として良い機会となりました。今後は文部科学省登山研修所等の外部の講習会も積極的に参加しようと思いました。

★山行の詳細はヤマップにアップしてあります。

https://yamap.com/activities/36195046

11/23、雨の杉滝岩から婦人の家に変更してロープワーク講習
ロープワーク教育係担当の2人からアルパインのロープワークをしてもらう
ロープワーク後、いろいろ指摘してもらう
指摘事項を踏まえて再ロープワーク
皆さん真剣
あっと言う間にお昼になり昼飯休憩
自己脱出~リードレスキュー
仮固定から自己脱出
続けてリードレスキュー
核心は懸垂支点(補強を含めて)
何でもやってみる積極的な神蔵
30周年を祝う会の前に安藤さんのNCC時代~北海道に帰ってからの山行の話を聞く
乾杯の音頭をとるNCC創設メンバーの竹内副会長
NCC30周年を祝う会は夜更けまで続く
記念撮影その1
記念撮影その2
11/24、朝からボリューム満点の朝食
登り返し~懸垂下降
各自実践
各自実践
時間が無くなりミックスについては簡単に注意点を教わるだけでした
記念撮影

投稿者: 新潟クライミングクラブ

新潟クライミングクラブは新潟市にある山岳会です。フリークライミング、クラッククライミング、アルパインクライミング、アイスクライミング、沢登り、山スキーなど幅広く活動しています。

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