登川米子沢(巻機山)

★山域:登川米子沢(巻機山)

★日付:2024.09.01(日)

★山行形態:山岳会山行・沢登り

★参加者:山宮(L)、岸畑(SL)、坂井、土田忍、土田貴、佐藤、久保田

★コース:桜坂駐車場→入渓地点→(米子沢を遡行)→脱渓地点→巻機山避難小屋→(体力の有り余っているメンバー4人は巻機山山頂まで登る)→(井戸尾根を下山)→桜坂駐車場

★感想:

(山宮)9/1(日)は県連沢登り交流会で米子沢の予定でしたが台風接近中に大人数での遡行は危ないと判断されたようで前日に中止の決定となりました。(仕方ないですね!)NCCは7名でしたが登攀力と体力はそこそこなので現地大雨なら中止、小雨ならサクッと登ってこようと山岳会山行として決行しました。天気は出発時は晴れ、登っている途中で曇りからの一時小雨もありましたが、その後は曇りで問題なく登攀できました。風は標高を上げるにつれ強くなりましたが行動に影響ない程度、水量は前日の雨で若干多かったのかな?前回の西小倉沢でもそうでしたが、佐藤さんはいつも登っていた簡単なラインではなく難しめな直登ラインを積極的に選んで登っていくので、それにつられてついていって登ってみると登れたりもして楽しめました!米子沢初めてのメンバーが4名いて楽しかったと言っていてので良かったです。

(岸畑)調べてみたら11年ぶりの沢登りでの米子沢でした。サクサク登れて良かったです。

(坂井)2年連続で行ってきましたが今年は去年より水量が多かったです。あと、去年どこを登ったとかは印象的だったところしか覚えていませんでした…。今年も虫がほぼいなくていい沢でした。歩きのペースについて行けなかったのですが、下山も含めて体力不足が大きいなと思いました。(下山は山頂まで行った方々と同じくらいに登山口に着きました。一緒に下り始めた山宮さんはすぐ見えなくなりました;)ゴーロ歩きは歩きながら次の足を探す余裕がないのもあるかなと思うので、これは毎回考えながら歩いて慣れていこうと思いました。今年も(登りは)楽しかったです!

(土田忍)前回の西小倉沢よりさらに沢幅が広く空が開けていて、連なる滝とゴルジュや滑滝と、バリエーション豊かで気持ちの良い沢でした。滝を見て登りやすいラインを考えて登るようにとのことで、右から左から好きなラインで登りましたが、山宮さんと岸畑さんの的確なフォローで特に事故や怪我も無く無事に下山出来て良かったです。佐藤くんや春香さんが直登していた難しめの滝は、フリーの力をつけて次回はチャレンジしたいです。(いつか大滝も登ってみたいです!)

(土田貴)ずっと行ってみたいと思っていた米子沢、会山行で行けて良かったです。雄大な巻機山の頂に向け遡行していく沢登りは弥彦、五頭の沢とはまた違った魅力に溢れてました。当初はヌクビ沢に毛がはえた程度なんだろうなと思っていたのですが中間部は小滝の連続で普通に気が抜けなかったです。登るラインの選択で難易度も全然違ってくると感じました。米子沢は入門者向けの位置付けということで安易に入山し事故も多いのも納得です。所々ヌメってる場所も多かったです。反省点としては一度傾斜がほぼない所で滑って5m滑り落ちました。それと足元が見にくいトラバースが苦手なので沢登りを通じて克服していきたいです。個人的に今年は沢登りの魅力に気付いた年となりました。山の楽しみを広げて下さったNCCの皆様には感謝です

(佐藤)4段大滝とシャワーの滝が次回への課題となりました。

(久保田)米子沢は初めてだったが、次々と滝が現れて美しい渓相で飽きることなく楽しめました。約1年ぶりの沢で、僕にはレベルが高く皆さんについて行くのが大変だった。技術体力共に遠く及ばず、いろいろ課題が残った。今後、少しでも安全に楽しむために見つけた課題をクリアできるように努力したい。

★山行の詳細はヤマップとヤマレコにアップしてあります。

 https://yamap.com/activities/34112241

 https://yamap.com/activities/34123428

 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7192191.html

 

ここから沢へ
序盤は退屈なゴーロ歩き
スラブ滝(左)と本沢(右)の二俣
スラブ滝と本沢の間に4段40m大滝の巻道がある
4段40m大滝の1段目を登る佐藤と山宮
2段目の滝を見上げて山宮『行けるか?』佐藤『行きましょう!』と話している図
ここから先はスタンスがつるつるで無い・・・手だけでは登れないので諦める
右から高巻く(3段目と4段目もそのまま右から高巻く)
『ここはどこを登る?』と聞いている図
巨岩
ゴーロ状
ここは滝は右から
次は左から
最後は直登ライン(登れないメンバーは右は階段状から)
ここは左から(先行パーティーは右から登っていた)
直登中の坂井(ここは佐藤も直登、他メンバーは簡単な右の踏み跡バッチリの草付階段状から)
佐藤曰く『水流が弱ければ登れますよ』・・・次回の宿題となった
『ここはどこを登る?』と聞いている図
左からの方が簡単だが佐藤は右から(それにつられて坂井と山宮も右から)
ヌメって滑るナメ
右からは階段(左はヌメる)
土田忍
もうすぐ終わり
脱渓地点(水場)
元気なメンバー4人は巻機山の山頂へ

投稿者: 新潟クライミングクラブ

新潟クライミングクラブは新潟市にある山岳会です。フリークライミング、クラッククライミング、アルパインクライミング、アイスクライミング、沢登り、山スキーなど幅広く活動しています。

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