★山域：瑞牆山 十一面岩末端壁 調和の幻想（山梨県）
★日付：2024.08.18（日）
★天気：曇り時々ガス
★山行形態：個人山行、マルチピッチクライミング
★メンバー：佐藤（L）、吉川、山宮
★ルート状況（2024年8/18現在のものです。）
・アプローチは踏み跡がしっかりとありケルンもあるのでメンバー全員が初見でしたが迷わず行けました。
【十一面岩末端壁 調和の幻想 5P 5.10a】（ルートグレードは参考にしたトポ図からで、詳細については山宮の個人的な感想です。）
1P（30m 5.10a）（佐藤リード）
・出だしが濡れてた。見た目でワイドクラック真っ向勝負かと思ったが右のフレークを使ってフェースムーブで登った。後半はジャム使える。
2P（30m 5.9）（吉川リード）
・出だしのワイドは濡れて悪かった。コーナーフィンガークラックを使いながら濡れたスラブを登ったが悪かったのでA0で突破。
3P（20m 5.10a）（佐藤リード）
・階段と言えば階段。後半の右への移動がバランシ―。
4P（20m 5.10a）（吉川リード）
・出だしは本気の木登り。スラブは悪くA0した。コーナー～ハングはジャムが決まって快適で最後の左へのバンドに上がるところも上まで登りきってトラバースする感じで左へ移動したら悪くなかった。
5P（50m 5.10a）（佐藤リード）
・フレークは序盤フレーク内に入り込んで登ってたら1箇所苦戦するところがあった。途中から身体を外に出してフレークをガバで持ちながら登ったら簡単だった。フレーク後のハンドは問題なかったがオフウィズスが登れずA0で突破。
下降
・50mダブルロープ2本で3回懸垂下降。
①5P目終了点から4P目終了点のあるバンド
②4P目終了点のあるバンドの灌木からワイルドカントリーの終了点
③ワイルドカントリーの終了点から地面へ。
★感想：
（佐藤）5.10a 5pを登りました。クラック、スラブ、最後ワイドと万人にお勧めしたい面白いルートでした。
（吉川）憧れの調和の幻想で2と4ピッチをなんとかリードできて達成感がありました。
（山宮）全Pともクラックメインのルートかと思ったらそうではなくフェース、スラブ、ワイド、木登りもあり良いルートでした。フェースとクラックはなんとかノーテンで登れましたが、久しぶりのスラブはA0、ワイドも苦戦してA0でした。2P目のスラブは濡れていて一番いやらしかったです！瑞牆マルチを2本登って課題が見つかり、これからトレーニングを頑張ろうと思えた2日間でした。
★山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7156700.html
新潟クライミングクラブ 