★山域:一ノ倉沢烏帽子沢奥壁中央カンテ(谷川岳)
★日付:2024.06.22(土)
★山行形態:個人山行、アルパインクライミング
★参加者:佐藤(L)、羽田、木村
★コースタイム:駐車場(2:45)-登攀開始(5:30)-TO(11:30)-南陵テラス(14:30)-駐車場(16:00)
★感想:
(佐藤)7p目の垂壁がボロそうで思い切れず、A0も怖かったので、5m左のクラックを偵察して登れそうだったので登りました(Ⅳ+)。間違っていると分かっていたのでコーナークラックの下まですぐにトラバースしてピッチを切りました。リードは消耗しましたがフォローは普通でした。最後6ルンゼの懸垂支点までの藪漕ぎで少し迷い、あまり使われてない支点で降りました。笹薮でバックアップを取りましたがアクティブテストをもう少しするべきでした。(ボロそうだったのでそっとしかしませんでした。。) その場その場ではベストを尽くせたと思いますが、まだまだアルパインの経験不足だと思いました。 メンバーの皆さんお疲れ様でした。
(羽田)谷川のクライミングは、雪の上を歩ける、山も登る、クライミングも楽しめる大好きな山です。久しぶりの中央カンテでしたが、天気とメンバーに恵まれ今までのクライミングの中で、駐車場までの歩きまで一番余裕がある山行ができました。3人の足並みそろった登りと、トップのナッツ、カムで確実なプロテクション、古いハーケンに安全第一に打ちたす等のお陰でしっかりした岩は、快適な登りを楽しめました。トラバース、浮き石がれがれの岩場、フェース、フレーク、チムニー、笹薮トラバースと谷川のアルパインの楽しさと経験値が再認識でき、次のステップに繋げて行きたいと思います。
(木村)梅雨入り前にもう一度谷川岳に登ることが出来ました。企画してくれたパーティーメンバーに感謝します。心配された残雪も問題なくテールリッジに取り付けました。昨年、同じルートを登りましたが登攀時間が大幅に短縮されていました。メンバーに恵まれたこともありますが、自分の成長も感じられました。もっと力を付けて継続登攀にチャレンジしたいと思いました。
★山行の写真はインスタ参照。