五頭山三ノ峰コース中腹で雪上訓練(新潟県)

五頭山で三ノ峰コース中腹で雪上訓練【(新潟県) 山岳会山行・雪上訓練(

★山域:五頭山三ノ峰コース中腹(新潟県)

★日付:2024.02.18(日)

★山行形態:山岳会山行、雪上訓練

★目的:雪山技術等の習得

★メンバー:石附(L)、風間、小池、廣澤、宮崎、土田忍、土田貴(講習後に廣澤、土田忍、土田貴、小池の4名は五頭山頂まで登って下山)

★感想:

(石附)今年はピッケルを刺すと土に当たるような所ばかりで、雪が少なく大変でした! 適地を見つけ訓練を初めましたが、風が当たる場所でちょっと寒かったので、次回は考えます。皆さん積極的に覚えようと取り組んでくれるので何よりでした。すぐ身に付くことと思います。

(小池)スタンディングアックスビレイや土嚢を使った懸垂下降、ピッケルやスノーバーによる支点作りなどを学びました。昨年に引き続いての参加で、もう一度復習することができました。スタンディングアックスビレイは、立つ場所、体重のかけ所を間違えると、ビレイヤーも飛ばされてしまうことを実感。行う際はこの点を注意したいです。また土嚢懸垂はびくともせず、安心感に改めて驚きました。丁寧にご指導頂いた石附さんありがとうございました。来月の谷川で使えるように練習します。

(宮崎)石附さんの指導で、各種アンカーの設置法、ビレイの仕方、それらを使っての懸垂下降の仕方を学びました。また、タイブロックも初めて使いました。最近は、あまり効果がないと云われるピッケルでの滑落防止も、各々で体験していました。さらに、ワタシ的には木に固定したロープで、ムンターヒッチ緊急時の下降の体験をしたり、クローブヒッチでセルフビレイの練習が「現場」でできたのがよかったです。予定したメニューが一通り終わったのが11時前。一旦解散として、下山組と五頭山頂行き組に別れました。今年は例年にない小雪で、雪上訓練の場所選びもままならない年ですが、できたら各種雪洞、スノーマウントの構築なども時間の許す範囲でメニューに加えても良いのでは!?と思いながら早めの帰宅でした(^^♪石附さん、ありがとうございました。皆さんお疲れ様でした。

(土田貴)三ノ峰下、6合目付近の斜面にて雪上訓練してきました。これまで映像でしか見たことのないピッケルでのT字セルビレイ、スノーバーでの支点構築、スタンディングアックスビレイ、腰絡みビレイ、土嚢を使っての懸垂下降、スノーボラードでの支点構築などなど、目から鱗でした!ただ実際現場でどこまで信用できるのかも不安のある技だとも思いました。実際皆んなで実演した時にスタンディングのピッケルがセカンドの滑落と共にあっさり宙に舞ったり、体がもっていかれる力も想像以上でした。構築者の経験値や雪質(今日はザクザクの雪質)によって大きな差異が生まれると実感。石附さんには朝早くから丁寧に色々と指導していただき本当に感謝の1日でした♩(遠路遥々来られた忍さんに五頭山を紹介できたのも嬉しかったです)

講習適地に到着
スタンディングアックスビレイ
実践中
腰絡みビレイ
土のう懸垂
スノーボラード
4人で五頭山山頂へ

投稿者: 新潟クライミングクラブ

新潟クライミングクラブは新潟市にある山岳会です。フリークライミング、クラッククライミング、アルパインクライミング、アイスクライミング、沢登り、山スキーなど幅広く活動しています。

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