井戸小屋沢右俣(万太郎山)

★山域:井戸小屋沢右俣(万太郎山)

★日付:2023.07.29(土)

★天気:晴れ→曇り(吾策新道登山道に出るタイミングぐらいで空が曇った)

★山行形態:山岳会山行・沢登り

★参加者:進藤み(L)、山宮、竹内、吉川、進藤ま、高橋、岸畑、荒木、銅谷、神蔵、渡辺さ

★コース:吾作新道登山口駐車スペース→万太郎谷第4号砂防堰堤から入渓→(万太郎谷を遡行。魚止の滝、川棚沢出合、オキドウキョを越えていく)→井戸小屋沢出合→(井戸小屋沢を詰める。最初の二俣を右へ、小障子沢との二俣を右へ、障子沢との二俣を右へ、沖障子沢との二俣を右へ、井戸小屋沢左俣との二俣を右へ、最後の二俣を右へ)→吾策新道登山道に合流→(吾策新道を下山)→吾策新道登山口→吾作新道登山口駐車スペース

★ルート状況(2023.07.29現在)

・ルートは市販本の遡行図を参照しました。

・障子沢との二俣に少し残雪渓が転がってましたが登攀には問題ありませんでした。

・右俣に入ってから3つ目の7m滝でロープを出しました。(荒木が初リードにチャレンジ。滝上での終了点構築確認のため山宮が最初にフリーで登る。)

・右俣に入るとヌメリが少し気になりましたがヌメってないところやヌメってもホールドやスタンスが豊富なところを登れば問題なかったです。

★感想:

(進藤み)会山行での沢登りは計画するが天気に恵まれず中止が続きましたが、ようやく実行できました♪井戸小屋沢右俣は難しい沢の印象でしたが今回訪れてみてほとんどの滝は直登でき楽しく遡行できたと思います。いつもはスタートからはしゃぎ過ぎラストが辛くなるのですが今回は参加人数も多くリーダーでもあり大人しくしていたので脱渓後も体力に余裕がありました(笑)何より大きな事故・怪我もなく終われて良かったです。

(山宮)万太郎谷のオキドウキョでは泳いで突破しましたが水量は多くなく水も冷たくなく難なく突破できました。井戸小屋沢右俣の滝は全てフリーで登れました。小障子沢を分けた直後のCS滝も水量が多すぎなかったので何とか突破できました。右俣に入ってからの3つ目の7m滝は荒木さんのリード後の支点構築を確認するため私は先にフリーで登りました。吾策新道登山道に出たタイミングぐらいで空が曇って太陽を隠してくれたのでそこまで暑くなく下山できました。

(竹内)3年前雨で敗退したので成功して良かったです。ロープは、ほとんど使用せず、皆さんがドンドン行くので成長を感じました。11人も参加したのに午後1時半稜線、下山3時半でした。只、私は下山で膝が厳しく皆さんに迷惑かけました。満リーダーご苦労様でした。

(吉川)渓相が良い、藪漕ぎ少な目などメジャールートなのが納得できました。序盤の泳ぎで体が冷えてしまったので対策が必要と感じました。計画していただきありがとうございました!

(進藤ま)厳しそうな所の高巻きや詰めの藪漕ぎは明瞭で分かりやすく前回の大沢川より滑っていなかったし心配だった虫も全くいなかったので快適な沢登りを楽しめました♪今まで厳しいイメージがあった井戸小屋沢ですが今回初めて行ってみると明るく開けた沢でロープ無しで登れる滝が多くて初心者でも楽しめそうです♪これなら同じような初心者の沢で大体は混んでいる米子沢より井戸小屋沢の方が私は好きだなっと思いました(^^)

(岸畑)オキドウキョは水量が少なく水流も弱く簡単だった。数年前の水害の時の土砂がまだ埋まっていて沢床が浅いのが原因か?

(荒木)初リードにチャレンジさせてもらいました。

(銅谷)3年前の敗退から行ってみたいと思いつつ…難しい沢だと思ってなかなか行く事が出来なかったです。なるべく巻かずに行ける所は行ってみようと思いオキドウキョも挑戦組に入ってみて良かったです。以前はいつも最後尾で皆さんを待たせてばかりだったけど今回は真ん中位で行動を取る事が出来て自分でも少しは成長したのかな?と嬉しくなりました。天気も良く沢日和でとても楽しい1日でした。

(神蔵)参加者11名と大所帯でしたが泳ぎたい人は泳ぎ、滝を登りたい人は登り、巻きたい人は巻き、とそれぞれ自分の技量や好みに合わせて楽しめる良い沢でした。行程も短過ぎず長過ぎず会山行の日帰り沢にピッタリ!計画ありがとうございました。大勢で行く山行はベテラン頼みでただ後をついて行くだけのガイド登山みたいになってしまいがちですが、どんな時も現在地と予定のルートくらいは確認しながら進むようにしたいと思います。滝登攀のラインの見極めや沢のルーファイはなかなか難しいですが少しずつでも感覚を養って行きたいです。

(渡辺さ)体力、読図、地形の見かたなど不足している事を確認しました。沢の長時間行動は、初めてでしたが楽しく+感動しました!また是非参加したいです。計画してもらい、ありがとうございました

★山行の詳細はヤマップとヤマレコにアップしてあります。

 https://yamap.com/activities/25791640

 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5780916.html

入渓
先ずは万太郎谷を遡行
ウォータースライダーとかしながらのんびり進む
魚止の滝
オキドウキョに突入
泳ぎたくない人は左から巻く
泳ぐ
オキドウキョを突破
万太郎谷の井戸小屋沢出合に到着
万太郎谷から右の井戸小屋沢へ
最初の二俣を右へ
ここは左から登ったり左から高巻いたり
ここは水流ラインを登ったり右から登ったり
ここは左から登って上段で右へ
小障子沢との二俣に到着。奥に雪渓が見える
井戸小屋沢は右へ
小障子沢を分けた直後のCS滝が現る(左に巻道あり)
CS滝を突破組
障子沢との二俣を右へ
大所帯
沖障子沢との二俣を右へ
20m大滝出現
20m大滝を右から登ってくる
井戸小屋沢左俣との二俣を右へ(ここから井戸小屋沢右俣)
右俣に入って3つ目の7m滝を荒木がリード
ガンバ!
ヌメり感が半端ないこの2段滝は1段目は真っ直ぐ登って2段目は左から右上するラインを登る
ここもヌメリは気になりましたがホールドやスタンスが豊富なところを登れば問題なかったです
ここも同様
二俣を右へ
最後の詰め
吾策新道の登山道に合流して人工物のある井戸小屋沢の頭へ
記念撮影その1
記念撮影その2
吾策新道を下山する

投稿者: 新潟クライミングクラブ

新潟クライミングクラブは新潟市にある山岳会です。フリークライミング、クラッククライミング、アルパインクライミング、アイスクライミング、沢登り、山スキーなど幅広く活動しています。

コメントを残す