★山域:万太郎谷 川棚沢(茂倉岳)
★日付:2022.07.14(日)
★天気:曇りのち晴れ
★山行形態:山岳会山行、沢登り
★参加者:山宮(CL)、岸畑(SL)、高橋、神蔵、長谷川、工藤
★コース:吾策新道登山口の駐車スペース→入渓地点→川棚沢の出合→25m大滝→奥の二俣→茂倉新道に合流→茂倉新道の駐車スペース
★ルート状況(2022年8/14現在のものです。)
・川棚沢のルートはネットの情報を参照しました。(奥の二俣からは登山体系の通りの右俣の本流を忠実に詰めて川棚の頭へ登るルートを選択せずに藪漕ぎの少ない左俣へ登り茂倉新道の川棚の頭と矢場の頭の間に出ました。)
・川棚沢のルート内に雪渓はありませんでした。
・ロープを出した滝は2箇所(2箇所目の滝は3人登って時間短縮のため3人右岸高巻き)、左岸高巻きからの懸垂下降が1箇所。
・川棚沢は落石が多かったです!!特に後ろに人がいる時は落石を起こさないよう注意しながら登ってください。また落石を起こしたら『らーく』と声を掛けましょう!後ろの人も前の人が落石を起こすかもしれないと考えながら登りましょう。
★感想:
(山宮)計画していたチンネ左稜線は悪天候予報で中止に・・・転進先予定のところも微妙な天気で2泊3日のアルパイン山行は止めにして日帰り沢登りに変更しました。川棚沢はロープ登攀あり、高巻きからの懸垂下降あり、スラブ登りあり、詰めの藪漕ぎあり、と沢要素がたくさん詰まっている沢でした。川棚沢出合から茂倉新道までの高低差もそんなに無くて時間がかからないのでお手軽感はあります。(奥の二俣から右俣の本流を詰めると川棚沢の頭まで40分ぐらいの藪漕ぎがあるみたいですが、今回は左俣へ登り登山道までショートカットしてます。)
(岸畑)タイブロックに落下防止の紐を付けていましたが紐の長さが短いせい?か最初はタイブロックがロックして使えませんでした。紐を切ったら正常に使えました。
(高橋)フェルトの沢靴では上部スラブや詰めの藪漕ぎが厳しかったです。今後はラバーの沢靴を購入して沢によって使い分けしていきたいと思いました。
(神蔵)どんよりした空模様の中、不安いっぱいでスタート。途中は寒いくらいでしたが徐々に天候が回復し、源頭に辿り着く頃には目指す稜線の視界も開けひと安心。最後は10分程度の藪漕ぎで予定したポイントで登山道に合流。ナイスルーファイいつもありがとうございます!今回は上部のスラブ帯に備えラバーの沢靴で参戦。この靴、一昨年にネット購入するもサイズ選びに失敗し釣行でしか使っていなかったもの。スラブでは良かったけど滝の登攀ではつま先に全く乗れないので怖いし危険度倍増でした。買い替え検討します。
(長谷川)皆さんが登れた25m大滝が登れなくて山宮さんはじめパーティの皆さんに大変ご迷惑をおかけしました。山宮さんにご指導していただきながら初めてスリングアブミを使ってなんとか登りました。とてもいい経験でした。スリングアブミの技術は必須なので、忘れないうちに練習して、ちゃんと身につけたいと思います。その滝以外は、スラブも含めて楽しめました。
(工藤)そんなに人気のない沢ということでとても緊張して入渓しましたが、厳しい箇所はロープを出していただき。山宮CL岸畑SLのおかげで安心して沢登りを楽しむことができました。両腕がパンプするほどの詰めの藪漕ぎは初体験でした。貴重な経験をさせていただきありがとうございました。
★山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4597168.html




























