一ノ倉沢烏帽子沢奥壁南稜フランケ(谷川岳)

★山域:一ノ倉沢烏帽子沢奥壁南稜フランケ(谷川岳)

★日付:2022.07.02(土)

★天気:晴れ

★山行形態:個人山行、アルパインクライミング

★参加者:山宮(L)、他1名

★ルート:谷川岳ベースプラザ→一ノ倉沢出合→テールリッジ基部→中央稜取付→南稜フランケ取付→(南稜フランケを登攀)→5P目終了点(南稜フランケ終了点=南稜ルートの馬の背リッジ途中の終了点)→(南稜を1P登攀)→南稜終了点→(6ルンゼ右俣~南稜を懸垂下降)→南稜フランケ取付→中央稜取付→テールリッジ基部→一ノ倉沢出合 →谷川岳ベースプラザ

★ルート状況(2022年7/2現在のものです。)

◆アプローチ(一ノ倉沢出合~テールリッジ基部)
・一ノ倉沢出合からテールリッジ基部まで雪渓通しで歩けなくなってました。雪渓に乗ってからすぐに右岸の夏の高巻き道へ上がりしばらく歩いてから夏の高巻き道から沢へ下りるところで雪渓に戻りました。
・雪渓歩きに慣れてない人はチェーンスパイク等があると安心だと思います。

◆アプローチ(テールリッジ基部~中央稜取付~南稜フランケ取付)
・岩が乾いている状態なら問題なく歩けますが濡れているときはスリップ注意!!(濡れ防止や軽さをも求めてアプローチシューズ以外の靴を履いてくると濡れている岩では滑って怖いらしいです。靴が濡れることは諦めクライミング時用の替えの靴下を携行してくることをお勧めします。)

◆一ノ倉沢烏帽子沢奥壁南稜フランケ(4級上、Ⅴ+)

ルート全般
・岩は比較的しっかりしてたと思います。
・ルート上は外傾しているホールドが多いので濡れている時の登攀はおすすめできません。(フリクションが効かないと滑って怖いと思います。)
・草で足元が見えないところは注意が必要です。
・2人とも初見でしたが迷ってルートを外すという事はありませんでした。
・ネットやトポの情報では中間支点が少なくランナウトするとありますが、個人的には中間支点はそれなりにあると感じました。(40mで6~8個ぐらいあれば普通でしょ?)

1P フェースを右上~直上 Ⅴ 30m(リード)
・フェースを右に出て右上にある終了点を目指して登れそうなところを適当に登りました。朝一で初見ルートだったので程よく緊張して登りました。
・残置中間支点はそれなりにあります。(4~5個だったかな?)
・終了点はハンガー2つ
 
2P 草付凹状部を左上~フェースを右上 Ⅴ 40m(フォロー)
・右上に見えるリッジ状を下部を目指して登れそうなところを適当に登りました。
・残置中間支点はほとんどありません。(3~4個ぐらいだったかな?)
・終了点はハンガー1つとリングボルト2つ
 
3P  ハング下を右に出てフェースを直上 Ⅴ+ 40m(リード)
・ハング下を右に出るのがトラバースがいやらしかったです。外傾したスタンスに左足を乗せ2つ目のピンにクイックドローを掛けロープクリップしようしたときにバランスを崩しそうになって思わずA0しました・・・。(落ちても一つ目のピンがありトラバースでグランドするわけでもないので粘れば良かったのかな?・・いや安全第一かな。)
・フェースに出てからは右上のバンドを目指して登れそうなところを適当に登りました。
・残置中間支点はそれなりにあります。(7~8個だったかな?)
・終了点はハンガー2つ(私はバンド右端にあったこのハンガー2つが草で見えなかったのでそこを通り越し1段上のバンドまで登ってしまいました。下から見て終了点だと思った残置スリングの掛かった支点はリングボルト1つのみで終了点ではありませんでした。下のバンドを見るとハンガー2つが見えたのでカンテをクライムダウンして3P目の終了点へ辿り着きました。)

4P バンドを左へ出てカンテを1段上のバンドまで登りそこから左へ出て直上 Ⅴ+ 40m(フォロー)
・カンテ上は問題なく登れます。1段上のバンドを左に行くと登れそうなところを登れば問題なく登れます。
・残置中間支点それなりにあります。(5~6個だったかな?)
・終了点はハンガー1つと残置ハーケン2つ

5P フェースを左上 Ⅴ- 40m(リード)
・頭上に見える馬の背リッジまでほぼ真っすぐ登れそうなところを登りました。途中から草付を左上しよかと思いましたが掴んだ灌木が抜けそうだったので(フォローのKさんが登った時には抜けてたそうです・・)そのまま真っすぐ登りました。
・ロープスケルは45mぐらい?(残りわずかでした。)
・残置中間支点はそれなりにあります。(3~4個だったかな?)
・終了点は残置ハーケン2つと他の残置ハーケン2つに繋がったスリングをバックアップとして使いました。

6P 馬の背リッジの途中~垂壁(南稜のルート) Ⅳ~Ⅴ 20m+20m(フォロー)
・岩が濡れていなくて快適に登れました。
・ルート詳細は過去のブログを参照してください。

◆下降
・6ルンゼ右俣~南稜の下降に関する詳細は過去のブログを参照してください。

★感想:Kさんとは明星山P6南壁左岩稜で登り順が前後だったり、栃木WCMで隣のルートを登っていたりと顔を合わせていた。そして先日5/20に中央カンテを登っていた時にはKさん達は凹状岩壁を登っていた(後日FBの投稿で知った。)Kさんから今度一緒に登りましょうとお誘いがあり日程調整して7/2(土)に一緒に登ることになった。登れるKさんなので今回は南稜フランケに登ることにした。2人とも初見のルートでしたが暑さを除けばコンディションも良く時間もかからず楽しく登れました。よくネットの情報で中間支点が少なくランナウトするとありますが、個人的には中間支点はそれなりにあると感じました。ルート上は外傾しているホールドが多いので濡れていたら悪いと思います・・・と言うか、登らない方が賢明だと思います!(前日雨なら中止するつもりでした。)

★山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4461310.html

いつもの衝立岩
南稜フランケ1P目をリードする山宮
南稜フランケ2P目をリードするKさん
南稜フランケ3P目をリードする山宮
南稜フランケ4P目をリードするKさん
南稜フランケ5P目をリードする山宮
南稜の馬の背リッジ~垂壁を登るKさん

投稿者: 新潟クライミングクラブ

新潟クライミングクラブは新潟市にある山岳会です。「角田山からヒマラヤまで!!」を合言葉にアルパインクライミングを中心に活動しています。

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