一ノ倉沢烏帽子沢奥壁変形チムニー 敗退(谷川岳)

★山域:一ノ倉沢烏帽子沢奥壁変形チムニー(谷川岳)

★日付:2022.05.29(日)

★天気:晴れ

★山行形態:山岳会山行、アルパインクライミング

★参加者:山宮(L)、岸畑

★ルート:谷川ベースプラザ→一ノ倉沢出合→(一ノ倉沢の雪渓を登る)→テールリッジ基部→(テールリッジを登る)→中央稜取付→変形チムニー取付→(変形チムニーを登攀)→2P目終了点で敗退、懸垂下降2回で取付まで下りる→変形チムニー取付→中央稜取付→(テールリッジを下る)→テールリッジ基部→一ノ倉沢出合 →(一ノ倉沢の雪渓を下る) →谷川ベースプラザ

★ルート状況(ルートグレードは参考にしたトポ図からで、あとは個人的な感想です。一ノ倉沢の雪渓の状態は2022年5/29現在のものです。)

◆アプローチ
【一ノ倉沢出合~テールリッジ基部】
・一ノ倉沢出合からテールリッジ基部まで雪渓通しで歩けます。
・テールリッジ基部付近の雪渓は一部薄くなっている箇所もあったので注意してください。
・雪渓歩きに慣れてない人はチェーンスパイク等があると安心だと思います。

【テールリッジ基部~中央稜取付~中央カンテ取付】
・岩が乾いている状態なら問題なく歩けますが濡れているときはスリップ注意!!(濡れ防止や軽さをも求めてアプローチシューズ以外の靴を履いてくると濡れている岩では滑って怖いらしいです。靴が濡れることは諦めクライミング時用の替えの靴下を携行してくることをお勧めします。)

◆一ノ倉沢烏帽子沢奥壁変形チムニー(4級、Ⅴ)

・参考にした最新のトポ図では1P目は『階段状のフェース 50m Ⅲ+』となってましたが、実際にロープスケル50mで届くのかな?先行パーティーが25mのハンガーでピッチを切ったのでそれに従い私たちもそこでピッチをを切りました。(昔のトポはここは2Pで登ってます。)

1P 階段状のフェース Ⅲ+ (山宮リード)
・右側の取付からは岩が濡れていて快適ではなさそうだったので左側の取付から登りました。(先行パーティーも後続パーティーも同じ場所から取付いていました。)
・岩は乾いていて問題なく登れました。
・残置中間支点は1つだったかな?・・・(ランナウトしますがこのピッチは階段状なのでそんなもんかな。)                                    ・ロープスケルは25m
・終了点はハンガー2つ
 
2P 左上しフェイスを直上 Ⅲ+ (岸畑リード)
・出だしは岩が濡れていましたが特に問題なく登れました。傾斜が緩むと岩も乾いていて快適に登れました。
・残置中間支点は1つだったか?2つだったか?・・・(ランナウトしますがこのピッチも難しくないのでそんなもんだと思います。)                           ・ロープスケルは35mぐらい
・終了点はハンガー2つ
・フォローの山宮が登り終えビレイ解除後に岸畑が確保器を落下させてしまったので、今回はここで敗退。懸垂下降2回で右側取付まで下降しました。(2P終了点から右側の取付までは懸垂下降1回(50m)では届かず、懸垂下降2回で下ました。)

★感想:

(山宮)山岳会山行で谷川岳の一ノ倉沢の壁を登ってきました。。今年は参加メンバーが多く希望も分かれたので南稜、中央稜、変形チムニーの3ルートに分かれて登ることになりました。(今回の班編成は下の通りです。)当初、晴れ予報の5/28の予定でしたが前日の5/27が雨だったので5/29に日程をずらして万全を期しました。いつもは檄込みの南稜が今回は一番スムーズに登れたみたいです。2パーティーとも最後まで登攀して6ルンゼ右俣~南稜を懸垂下降で下りてきてました。中央稜は檄込みで待ちが長く時間切れ途中敗退してました。進藤みさんたちは5P目終了点から、羽田さんたちは4P目終了点から懸垂下降で下りてきてました。変形チムニーも何故か賑わっていて4パーティーが取付いてましたが、私たちは2番手だったので待ちはそんなにないかなーと登っていきました。フォローの私が2P目登攀終了後に岸畑さんが確保器を落下させてしまい2P目終了点であえなく敗退となりました。私は過去に1度登っているルートなので途中敗退しても別に気にはなりませんでしたが、岸畑さんにとっては残念な結果となりました。でも、まー、良い経験・良い勉強になったと思います。ドンマイ!!この日は宇都宮クライマーズクラブのW夫妻たちや、みちぐさ山の会のHさん、NCCのホームページを見てくれてる太田山岳会のIさんたちと会いました。山の世界は狭いですねー(笑)

 南稜 ①石附、長谷川 ②高橋、工藤
 中央稜 ①進藤み、進藤ま ②羽田、銅谷
 変形チムニー ①山宮、岸畑

(岸畑)2P終了点でビレイ機を落としてしまった為ほとんど登らずにして敗退という苦い経験となりました。下降はエイト環を念のために持っていた為それで降りました。ビレイ機をなるべく落とさないように気をつけるのはもちろんですが最悪落としたとしてもムンターヒッチなどで降りられる様にしておくことが大切だと思いました。

★山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4347499.html

テールリッジ基部
変形チムニーの右側の取付(岩が濡れていたので今回はこっちはスルー)
変形チムニーの左側の取付(今回はここから登りました)
変形チムニーの1P目を登る山宮(南稜組が南稜テラスから撮ってくれてました)
1P目を登ってくる岸畑
1P目終了点
2P目終了点
懸垂下降2回で取付まで下降しました
懸垂下降を終えてロープ引っ張ってます(中央稜組が取ってくれた写真です)
アップで
南稜1P目のチムニーを登る工藤
中央稜2P目終了点に進藤夫妻、その下に銅谷
賑わう変形チムニー

投稿者: 新潟クライミングクラブ

新潟クライミングクラブは新潟市にある山岳会です。「角田山からヒマラヤまで!!」を合言葉にアルパインクライミングを中心に活動しています。

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