★山域:白馬岳主稜(北アルプス)
★日付:2021.04.24(土)~25(日)
★天気:4/24 晴れ、4/25 曇り時々小雨パラパラ(風強い)→曇り時々小雪パラパラ(風強い)→ガス→晴れ
★山行形態:個人山行、アルパインクライミング
★メンバー:山宮(CL)、石附(SL)、竹内、阿部、大村
★ルート状況:
◆おびなたの湯の駐車場~白馬尻
・おびなたの湯の駐車場から猿倉荘までは雪の無い舗装路歩き。
・猿倉荘から白馬尻までは雪があるがツボ足で歩けました。
・白馬尻では雪崩を食らわないところまた風の影響を受けないところを選んで幕営しました。
◆白馬尻~8峰
・雪はぐさぐさで微妙な感じでした。
・雪の繋がっているところを真っすぐ登りました。
★感想:
(山宮)アプローチのおびなたの湯から猿倉荘までの林道歩きは長くて退屈。白馬尻ベースのため今回はいろいろ詰め込み過ぎてザック重量は30kgぐらいあってアプローチは疲れました。初日は良い天気でテントの外で宴会を楽しめました。4/25の0時過ぎから風が強く吹き出しテントがバタつき目が覚める。2時半に起床し、4時出発の直前に風が弱まり「よし!行くぞ!」と気合が入るも出発直前に雨がぱらつき「雨?マジか・・・」とテンションダウン。先行していたパーティーのヘッデンの灯りが雪壁を下ってきていて「状況は悪いのか??」とやる気はどんどん低下。8峰手前のコルまでの登りは雪はぐさぐさで微妙な感じ、風もそこそこ強く吹いていてどうなん?っていう感じ。明るくなってくると空はどんよりで白馬岳はガスの中という景色に気持ちが萎えたがとりあえず8峰手前のコルまで上がってみてから考えようと黙々と重い足を上げ息を切らしながら登っていく。8峰手前のコルに着くと稜線上は風が強く小雪が舞い白馬岳はおろか主稜もガスっていた。天気予報は悪い方に外れたのか?最悪この天気のままで山頂まで3時間頑張るのは無謀だと判断し、メンバーと相談した上で今回はここで撤退することにしました。(今思うと意地悪なことに8峰手前のコルに着いたときが一番悪い状況だったかもしれません。)下山して白馬尻に着くころにはガスがどんどん取れ白馬岳も主稜もクッキリと見えてきて、その後はどんどん天気が回復していきました。山あるあるではあるが笑えない。仕方ないと割り切ったつもりだがやはりスッキリしない。でも、まー、こんな時もあるか。。(最近の天気予報は・・・今回のは直前まではっきりせずに特に難しかった。)個人的な事としては思っていたよりは体が動かず体力的にはダメダメでした。平日はクライミングジムに行く以外に何のトレーニングもしておらず週末に山を登ることで体力維持してきたのですが最近はアイスやフリーが多くて山登りが少なかったことが体力低下につながったと思います。バランスよくやらないといけないなー
(石附)荒れていたので敗退しました。雪山はルーファイが大事だと再確認できたのは良かったです。
(竹内)今回敗退しましたが「アルパインクライミングは素晴らしい」ことを再認識させられた山行でした。美味しいお酒も飲めて楽しかった。靴擦れで足が痛かった。
(阿部)2ヶ月ぶりの登山で体力不足を痛感しました。
★山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3112157.html











