南沢小滝&ジョウゴ沢~硫黄岳(八ヶ岳)

★山域:南沢小滝&ジョウゴ沢~硫黄岳(八ヶ岳)

★日付:2019.02.16(土)~17(日)

★天気:2/16 曇り時々晴れ、2/17 快晴

★山行形態:個人山行・アイスクライミング

★参加者:山宮(CL)、荒井

★コース:美濃戸登山口→美濃戸山荘→(南沢登山道)→南沢小滝分岐→(南沢小滝で登攀)→南沢小滝分岐→(南沢登山道)→行者小屋(小屋泊)→赤岳鉱泉→ジョウゴ沢分岐→(ジョウゴ沢を遡行。途中、乙女の滝に立ち寄る)→硫黄岳→(硫黄岳登山道)→赤岳鉱泉→(北沢登山道)→美濃戸山荘→美濃戸登山口

★コース状況:

【南沢小滝】氷は固く割れやすい。人が多く入っているようで氷はボロボロ(打込み跡や蹴り込み跡が多くある)なので簡単に登れるが練習には・・・。

【ジョウゴ沢~硫黄岳】氷の氷結具合はF2は普通で大滝は水氷。乙女の滝はつららの処理をしないとしっかりしたプロテクションが取れない感じ、登るなら先行パーティーが取付いていた右横ラインかな。(Ⅵをリードできる実力があればどのラインでも問題ないんだろうが・・・。)

 ◆南沢小滝

  ・左のライン:山宮がリードし、その後トップロープで山宮4回、荒井4回登る。

  ・右のライン:振られ止めの位置を変えて右のラインにトップロープを張り荒井1回、山宮1回登り、最後に荒井がリードで登る。

 ◆ジョウゴ沢~硫黄岳

  F1 階段状のナメを歩いて登る

  F2 真ん中のラインを荒井リード

  F3 登らずに横の雪道を通過

  F4 ナメ滝、フリーで登る

  F5 ナメ滝、フリーで登る

  寄り道 右俣出合の乙女の滝を山宮リードでトライしようとするも実力不足で早々に敗退

  F6 ナメ滝、フリーで登る

  F7 大滝、一番右の簡単なラインを山宮リード

  大滝上部~硫黄岳 雪壁を直登し岩壁直前で左へトラバースして左の尾根へ。そこからさらに雪壁を左上して一般登山道に合流し山頂へ。

★感想:

(山宮)初日、荒井さんの調子がいまいちでペースが上がらず南沢小滝への分岐で当社計画のジョウゴ沢~硫黄岳を登って行者小屋へ下りてくるのは時間的にも体力的にも難しいと判断して初日は南沢小滝で軽くアイスの練習することにしました。南沢小滝は大盛況で何とかトップロープを張るラインを確保。さくさくリードしてトップロープを張ってムーブを意識して登ったりスクリュー打ちながら疑似リードしたりと何回か登りましたが簡単なせいかすぐに飽きました。行者小屋は初めて泊まりましたが赤岳鉱泉とは違ってこじんまりとしていて思いのほか快適でした。 2日目は荒井さんの体調を見てジョウゴ沢~硫黄岳か峰の松目沢のどちらに行くか赤岳鉱泉で判断することにして行者小屋を出発、赤岳鉱泉で荒井さんから今日は大丈夫と言われたのでジョウゴ沢~硫黄岳へ登ることにしました。途中に立ち寄った乙女の滝は登らずに敗退、大滝も簡単なラインに逃げてしまい実力不足を痛感しました。ただ、快晴の中、ジョウゴ沢を詰めて硫黄岳へ登ることができアルパインクライミングを楽しめました。

(荒井)初日は貧血??で体調がいまいちだった。南沢小滝、ジョウゴ沢F2とリードできて自信になった。山頂まで登る登山は久しぶりだったが景色が良くて満足した。

※山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1734156.html

賑わう南沢小滝
南沢小滝をリードする荒井
南沢小滝をリードする荒井
ジョウゴ沢F2へ
ジョウゴ沢F2をリードする荒井
ジョウゴ沢
シャバシャバな乙女の滝は登らず・・
大滝へ
ジョウゴ沢大滝を登ってくる荒井
山頂へ
山頂
山頂からの景色
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投稿者: 新潟クライミングクラブ

新潟クライミングクラブは新潟市にある山岳会です。「角田山からヒマラヤまで!!」を合言葉にアルパインクライミングを中心に活動しています。

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