一ノ倉沢衝立岩中央稜_途中敗退(谷川岳)

★山域:一ノ倉沢衝立岩中央稜(谷川岳)

★日付:2017.08.06(日)

★天気:曇り→雨

★山行形態:個人山行・アルパインクライミング

★参加者:山宮(CL)、その他1名

★コース:谷川岳ベースプラザ→一ノ倉沢出合→テールリッジ基部→中央稜取付→中央稜ルート2P終了点→中央稜じゃないルートを2P→中央稜ルート4P終了点→撤退地点→中央稜取付→テールリッジ基部→一ノ倉沢出合→谷川岳ベースプラザ

★コース状況:(ルートグレードは参考にしたトポ図からで、あとは山宮の個人的な感想です。)

◆一ノ倉出合~テールリッジ基部

 ・一ノ倉沢出合まで雪渓がなく右岸の高巻き道を登って途中から沢へ下り左岸へ渡渉し左岸から雪渓へ乗りテールリッジ基部へ。下山も同ルートで。(前回の南稜のときよりスムーズに歩けた。ただ下山時は暗くて少し迷った。)

◆テールリッジ基部~中央稜取付

 ・滑ると危険なのでアプローチシューズはフリクションが効くものがよいと思います。(下山時は雨で濡れてて気を使いましたが、滑って歩けないというほどではないです。)

 ・テールリッジ基部から雪渓へ下りるところですが雨で岩が濡れててとてもクライムダウンできないほど滑って危険だったのでロープを出して懸垂下降で下りました。

◆ルート全般

 ・全体的にスタンスはあるので休みながら登れる。

 ・高度感があり楽しい。

 ・支点は古いが、終了点は新しいものに整備されてるところもある。

◆衝立岩中央稜

 1P Ⅳ(リード:山宮)

 ・特に問題なく登れた。

 2P Ⅱ(リード:Aさん)

 ・特に問題なく登れるが、浮石には気をつけた。

 3P Ⅱ?(リード:山宮)

 ・先行PTについていってしまい間違って直登した。(正解は右へトラバースしてルンゼから正面壁に出なければならない。)

 ・支点もあり特に問題なく登れたので間違いに気づかなかった・・・

 4P 10a?A1?(リード:Aさん)

 ・出だしから厳しかった。

 ・A0、A1を駆使して登った。(アブミを1本携行しててよかった。120㎜スリングでもう1本簡易アブミを作って使った。)

 5P以降 Ⅱ~Ⅲ+(リード:山宮)

 ・5P以降は3ピッチほど登った。

 ・支点がたくさんあり、どの支点がピッチの終了点なのかわからなかった。

 ・草が濡れていて滑りやすいので注意が必要。

◆懸垂下降

 ・同ルートを懸垂下降した。(登ってないルートを下るより登ったルートを下ったほうが安心だったので、3~4ピッチは間違って登ったルートを懸垂下降した。)

 ・ロープの流れを考えると1回の懸垂で距離を稼ぐより屈曲しないようピッチを切ったほうがよい。(4ピッチ目の間違って登ったルートは右に左に屈曲してたがピッチを切らなかった結果、登り返しする羽目になってしまった。)

★感想:一ノ倉沢の雪渓は2週間前より大分雪が減った感じでした。先行PTについていく形でルートを間違えて登ってしまい厳しい区間での先行PT待ち&Aさんのリードで時間を多くとられてしまった。結果、途中で同ルート下降となった。他にも懸垂下降後のロープ回収ができず登り返ししたことやロープ回収諦め残置したこと、一ノ倉沢出合に20時に着いたことなど反省することがたくさんあった山行になった。今回起こったいろいろな出来事は私にとって良い経験となったと思います。

★反省:下山開始時刻を決めてなかった。→決めていればいてればもう少し早い段階で下山開始できた。先行PTにのこのこついて行ってルート間違えた。→各終了点でトポを参照し登るのが大事だとわかった。間違ったルートを登っていると途中で気づいたがそのまま登った。→間違ったルートを登ってしまったら懸垂下降で正解ルートまで下りて復帰することが大事だとわかった。(今回は正解ルートに復帰できたが毎回そうとは限らない。)50mロープ2本で懸垂下降後にロープを引っ張ても下りてこず登り返しをして今度は50mロープ1本で懸垂下降したが回収しようとしたらロープが下りてこなかったので1本は諦め途中から切って残置した。→屈曲して流れが悪くなる場合は面倒くさがらずこまめに懸垂下降のピッチを切る。

★山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1205887.html

一ノ倉沢の雪渓から見た衝立岩
テールリッジ基部
テールリッジを登る
1P目をリードする山宮
2P目を登ってくる山宮
間違った3P目(トラバースして表に出ずに直登してきたP)を登ってくるAさん
なんだかんだで4P目終了点に到着
5P目をリードする山宮
5P目を登ってくるAさん
時間切れで敗退決定。同ルートを懸垂下降する山宮
雨が降ってきてスラブに滝が現れる!!
中央稜取付から見上げる雨の衝立岩
下山完了は遅くなってしまった・・

投稿者: 新潟クライミングクラブ

新潟クライミングクラブは新潟市にある山岳会です。「角田山からヒマラヤまで!!」を合言葉にアルパインクライミングを中心に活動しています。

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