★山域:槍ヶ岳(北アルプス)
★日付:2017.03.19(日)~20(月)
★天気:3/19(日)曇り時々雪→雪、3/20(月)晴れ(強風→無風)
★山行形態:個人山行・雪山登山
★参加者:山宮(CL)、岩出(SL)
★コース:新穂高温泉→槍平小屋(冬季小屋泊)→(中崎尾根)→(西鎌尾根)→槍ヶ岳山荘→槍ヶ岳→槍ヶ岳山荘→飛騨乗越→(大喰岳西尾根)→宝の木→槍平小屋→新穂高温泉
★コース状況:新穂高温泉~槍平小屋は終始トレースあり。中崎尾根、西鎌尾根、大喰岳西尾根はトレースなし。槍穂先の鎖場の鎖は雪に埋まってました。槍穂先下部や大喰尾根ではアイゼンに雪団子ができやすく滑りやすくなるので注意が必要。ほとんどの谷にはデブリは無く、これから春に向けて雪崩れるものと思われます。
★感想(山宮):岩出くんが「雪のあるうちにふら~っと槍に登りたいです」と言っていた。その話に乗っかって槍平冬季小屋1泊2日の日程で一緒に行くことになった。槍平までのアプローチは長いし荷物も重いし疲れました。(当然、帰りも疲れました。)槍平までのアプローチ日に雪が降っていてましたが、アタック日の深夜小屋を出発するときには雪は止み月や星が見えていました。積雪は20cmぐらいあり千丈乗越までは基本膝下ラッセル、吹き溜まりのところは腰ラッセルでした。天気予報通りアタック日は風があり中崎尾根の途中で月や星は見えているのに雪が舞って視界が確保できず風を避けられるところでツエルトを被って様子見しました。風がおさまる気配はなかったので風の弱いところまで少し戻り雪洞掘って停滞し夜明けまで待ってみましたが体が冷えてきて風も相変わらずの状態だったので撤退することを決め下山開始しました。しばらく歩いると風は弱くなってきました。諸条件を確認して岩出くんと相談して再アタックすることにしました。その後は順調に仙丈乗越、槍ヶ岳山荘と歩を進め無事に槍ヶ岳に登頂しました。下山は大喰岳西尾根から宝の木まで下りて槍平へ行き、小屋にデポしておいた荷物を回収し新穂高温泉へ下山しました。岩出くん、01:30~21:00までの長い行動時間お疲れさまでした。また何処か一緒に行きましょう。
★山行の詳細はヤマレコにアップしてあります。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1090235.html























